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選ばれたこと 三
 
私は選ばれたのだ。

これが最後の仕事だ。

きっと、この時のために名前を隠してきたのだ。

お前に貰った名を。

白い霧はもう見えない。あの声ももう聞こえない。

すべては、私の中に。

色を無くした木を背に、進む。

神に成る途を。

私は、ルクス。


 
| 創作覚書 | 21:05 | comments(0) |
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