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光の花
「メイフリィちゃん、早く早く!こっそりねっ!」
「は、はいっ…  おねえさん、何かあるんですか?もう夜なのに…」

「夜だからよ! よっと…あ、やっぱ屋上はいいわね♪おいで、メイフリィちゃん。」

「お、おねえさんのお膝に座るんですか?」

「そうそう。大丈夫だって、おねえさんそんなにヤワじゃないわよ。ほら。」

「わっ…  あ、ありがとうございます…」

「もーそろそろかな…あっ、あれ!」

「…っ きれい、おねえさん、あれはなんですか?」

「ふふー♪ あれはね、花火っていうの。夏にね、ああいうふうにいろんなとこであげられるのよ。 あーでもやっぱ遠いなー 高いのしか見えないわね。」

「……」

「…ふふ、でも関係ないか。 綺麗ね。」

「すごい…  あんなのが、外の世界にはあるんですね…」

「ええ。世界にはきれいなものがたくさんあるんだから。 …ふふ、目を輝かせちゃって。」

「……」


(そうよ、この世界にはきれいがあふれているの。あなたに見せてあげたいの。来年は…近くで見せてあげる。絶対よ…)

 
| 創作覚書 | 03:51 | comments(0) |
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